報道が気持ち悪い 体操の件

 さて、最近、話題になってます。体操協会の闇だそうで。しかし、どうにも気持ち悪い。まあ、報道機関の普段の行いだからしかたない。あの子のせいではないんだけどね。

 きっかけは、選手による記者会見。そこで体操協会重役より圧力を受けたとのことだ。対象とされた本人は否定している。つまり、両者の言い分が完全に食い違っているわけだ。それなのに、報道機関の姿勢は一貫している。

協会が悪い

だそうです。もちろん、被害女性の言い分が真実であるならば、そうでしょうね。ただ、現段階ではなんとも言えないという段階ではないだろうか?調査を待つのが筋ってもんだと思う。

 で、体操協会関係者の声にも疑問がある。確か、具志堅だったかな、

「18歳女性はうそをつくはずがない」

というようなことをいったようですね。テレビのテロップではそうなってた。頭がおかしい。18歳になって嘘をつけないやつはいない。実際にするかどうかだけでしょう。また、嘘ではなく、思い込みからくるものなんかもある。事実関係を調査するのが先。その調査結果を持って、判断すべきでしょう。この構図、まさに

痴漢えん罪

そのものだ。それに、大の大人が気づいているのかいないのか。まあ、報道はあえて、「冤罪上等」という姿勢をだしているんだろうけどね。「森友」と同じ構図。

 調査に当たっては、報道にまどわされることなく、是々非々で当たっていただきたいものです。

 この争いが協会内の権力闘争でないことを真に望みます。