今井科学ジェットモグラタンク

今井科学 『サンダーバードジェットモグラ』 1/72 (C)CARLTON 2001年頃購入FA-130モーター×2個  単3電池2本 モーターライズモデル

サイドキャタピラが回転し、警告ランプが点灯しているところ。 左にスイッチをずらすと前進、右で後進の逆転スライドスイッチ。

サンダーバード第2話『ジェットモグラ号の活躍』と第5話『世界一のビルの大火災』に登場するジェットモグラであります。ジェットモグラの模型の歴史を振り返れば、最初は電動走行で先端が高速回転、ドリル部が中速回転するという時間差アクションの付いた豪華キットでした。やがてサンダーバードブームは過熱し民放で再放送されテレビCMまで打たれた程です。反響は絶大で1号2号3号4号5号&ペネロープ号とその多くは全てモーター走行若しくはゼンマイで動き、何がしかのアクションの付いた夢多き模型でした。その後年少者向けにゼンマイのミニジェットモグラ、モーター走行で先端が壁にぶつかるとモグラ部が後ろにずれてスイッチが切れる、ミサイル発射装置付きのミニジェットモグラが末永く販売されて今でも深く印象に残っています。バンダイでも同じようなアクションがついた、プラモデルや玩具が発売されており、集めるとなると一筋縄ではいきません。中には2号のハンドルリモコントイ、2号のラジコンプラモデル、ラジコントイのジェットモグラもありました。2000年に入るとサンダーバードについて

は、専門書が多く出たり、ビデオ、レーザーディスクDVDなど詳細な資料、鮮明な記録映像などが販売されメカニックについては改めて驚嘆し心揺さぶられる思いがありました。

<製作日誌>

内容は、キャタピラーがプラスチック製で一枚ずつベルトに接着していく本格派。ドリル部のアクションは以前販売されていたものと変わりませんでしたが、追加アクションで何と、サイドキャタピラーが回転しテレビと同じように警告ランプがピコピコ点灯するというのであります。しかもガントリーが上がった時点でモグラ部が通電され可動し、タンクに設置した際モグラは絶縁され、今度はタンクにスイッチを入れるとトコトコ走るように出来ていました。しかも逆転スイッチとなっています。