ALICE IN CHAINS　DIRT - グランジ/オルタナティヴロックのブログ

1987年にLayne StaleyとJerry Cantrellを中心にシアトルで結成された。

グランジがアメリカの音楽シーンで大流行した1990年代に人気を誇り、全世界で3500万枚以上のアルバムセールスを記録した。

1990年12月21日に1stアルバム「FACELIFT」をSONY RECORDSからリリースし、日本デビューを果たした。

デビューアルバム「FACELIFT」は、本国アメリカでは200万枚を売り上げるセールスを記録し、同じくシアトル勢のNIRVANA　PEARL JAMよりも先にバンドは商業的に大成功を収める結果となった。

「FACELIFT」の成功により、同郷のNIRVANA　PEARL JAMらと共に、グランジ/オルタナティヴロックの担い手として注目を集める。

商業的に大成功を収めた一方で、メンバーのLayne Staleyが深刻なドラッグ中毒の問題を抱えていたために、活動は次第に途切れがちとなっていった。

1996年にMTV Unpluggedで実に3年ぶりに観客の前で演奏を行ったが、その時のLayne Staleyがかなり衰弱しているのは誰の目から見ても明らかであった。

1999年には、ベストアルバムの「Nothing Safe」に収録の新曲「Get Born Again」を発表したが、活動再開には至らなかった。

2002年には、Layne Staleyがドラッグ中毒の影響により、スピードボールのオーバードーズで死去し、この世を去ってしまう。

その後、バンドは活動休止状態に陥る。

今回は、1992年10月22日にSONY RECORDSからリリースされたALICE IN CHAINSの2ndアルバムの「DIRT」の中からタイトルトラックの「DIRT」という楽曲を紹介したいと思う。

この曲は、アルバムのジャケットのアートワークのデザインに現れているように、中東を連想させるメロディーラインが印象的な名曲である。