『銀牙 THE LAST WARS』18巻 ( 漫画、コミック )

基本、美味しくないモノは最初に食べる派です<(_ _)>

銀牙 THE LAST WARS』18巻(2018/08/09)。

不安定ではあったが、どうにか、モンスーンと行動を共にすることができるようになったシリウス。一方、オリオンは、モンスーンを倒すために、日々修練を重ね、牙忍の秘奥義を高めていっていた。

モンスーンと共存はできるというシリウス。モンスーンは仇敵だ、殺さなくてはならないというオリオン。譲らぬ2匹に、犬たちは分裂…することはなく、仲間や家族を殺された犬たちは、シリウスの考えを理解も受け入れることはできず、そのほとんどがオリオンを支持していた。

モンスーンと共に行動していたから知ることができた、モンスーンの素顔。最初から悪など居ない。それをみんなに教えれば、わかってくれる、戦争しなくていいと考えたシリウスは、モンスーンの元を離れ、一旦二子峠に戻る。だが、それが裏目に出てしまう。離れるにはまだ早かったのだ。シリウスが離れたことで、また裏切られたと思ったモンスーンは、以前に増して犬に対しての憎悪が沸き上がり、さらに凶暴化となってしまう。…その事を当然シリウスは知らない。

シリウスが戻った二子峠では、モンスーンにやられ負傷していた銀やウィードら古参のメンバーが戻ってきていた。しかし、考え方の異なるシリウスを犬たち…特にオリオンは受け入れることができなかった。

奥羽軍は、モンスーン討伐を決定した。シリウスも従うよう指示されるが。もちろん受け入れられるシリウスではなかった。全部オリオンが仕向けた決定と考えたシリウスは、みんなの考えを確かめようと双子峠に戻ろうとする…が、その前に立ちはだかるオリオン。相容れぬ2匹は…。

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:ボス争い?

しかし、こういう形でのボス争いって…ないわ〜(―0―;

犬の浅知恵…ではないが、数ヶ月で、信頼・信用を得られるはずもなく、怨みを忘れるはずもなく、シリウスの行動は少々早すぎたようだ。逆に、奥羽軍からも、モンスーンからも裏切り者と烙印を押される結果となってしまう。

兄弟対決、そして、モンスーン討伐の流れとなっていくのだろうか?いずれにせよ、暴君(?)になりそうなオリオンがトップに立つのは嫌だねえ…個人的には。ここは一つ、シリウスを退け、モンスーンと相討ちッて形で、リゲルが後継者となる…って事になってくれればw

まぁ、無理そうだけど、どう終わらせるのかねぇ?